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大手ディスカウントストアー「ドン・キホーテ」が、
偏差値40以下の高校の生徒は店舗で採用しないとする内部文書を作成していたことがわかりました。
厚生労働省・東京労働局では、出身高校名だけで採用を判断するのは不適切だとして来週にも指導を行う方針です。
厚生労働省東京労働局が入手した問題の文書は、ドン・キホーテが今年5月8日付けで統括店長と店長宛てとして作成したものです。
その中には、東京都と神奈川県の偏差値49以下の高校名がリストアップされた「要注意高校リスト」と、
店舗スタッフの採用基準が記されていました。それによりますと、偏差値40以下の高校を「治安の悪い学校」と表現。
採用者本人による商品の持ち出しなどの不正が起こる可能性があるとして採用しないとしています。
また、偏差値41から45の高校については、現金やレジを扱わせないなど条件付きの採用としていて
5月17日から運用開始と明記されています。高校をランク付けし、高校名だけで不採用とすることについて
東京労働局では「きわめて不適切」としています。ドン・キホーテ側は
「一社員が採用方法の一案として出したもので、会社としてはこの案を却下している」と反論しています。
東京労働局では、ドン・キホーテ側から詳しく事情を聞いた上で、来週始めにも適切な採用を行うよう指導する方針です。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye981363.html